謎の物語

長尺のアニメの感想をどう纏めようかと思って1話見るごとにコメントを付けていたらネタ帳みたいになったのが発掘された. 今振り返れば(本編を観た直後でないと分からない)どういう意図のコメントかさっぱり分からないものが多いけど, 『十二国記』の6話でネズミに衝撃を受けたのや『かみちゅ!』は5話で力尽きたのが分かる. 『十二国記』はかなり現代的な要素を含んでいるので, NHKも『守り人シリーズ』に力を入れるのなら『十二国記』にももっと力を注げばいいのに, とは思った. アニメ『十二国記』はかなりやっつけ仕事だった感がある. 

 

十二国記

 

第1話「月の影 影の海」一章 または 杉本優香さん最初から狂っている または 目立つの嫌なの、苛めはどこの国でもある、優等生でも夜遊びはする

 

第2話「月の影 影の海」二章 または 何やっとるのかさっぱり分からん、オカイコさんvs牛 または 虚数の海、人と天変地異を単なる相関関係でなく因果関係と断定する呪術

 

第3話「月の影 影の海」三章 または 根暗で自己主張の強い人、一人大荷物 または 鞘の方が重要なのがエクスカリバー、得体の知れない者は抹殺すべきか否か、神様や仙人と麒麟、気が狂うと劇にも伝染、人形使いと面使い

 

第4話「月の影 影の海」四章 または いい子でも堕ちる時は堕ちるのが世の常 または 人の内面は見るや見ざるや、サルマンの「声」に惑わされぬよう、言の葉の深遠

 

第5話「月の影 影の海」五章 または 浅野君は調子いいけどいい奴 または 選人思想とか世界を救うとかに捉われるといろいろややこしいことに、却って妖魔や幻術に狙われる、もう誰も信じられない

 

第6話「月の影 影の海」六章 または ネズミー、尻尾があればそれでいいのか、鼠と猿の化かし合い または 汚らわしい小娘、頼れるものは少ない、因果関係の逆転と迷信、何も分かっていやしない、神様が居るからこそ神様に何をお願いする?

 

第7話「月の影 影の海」七章 または 面は神様の話をするのに使うの または 記憶は後からいくらでも上書き出来る、世界も他人も関係ない、畑が荒れ地になるのには理由がある、分かってほしい時は口に出す

 

第8話「月の影 影の海」八章 または 妙なファンタジーになってきた または 麒麟は病気、天帝のおわします、猫は十二支ではないけれども、顔が変わることと変わらせられること

 

第9話「月の影 影の海」九章 または 王様と話す時は敬語 または 妄想には付き合わないべきだが考えるのは自由、あちらとこちらの行き来

 

第10話「月の影 影の海」十章 または 何だあの猿、もふもふ〜! または 「術無ければ幻は持ち主の妄念を現す、鞘は申を現す」これはいつ常識になるのだろう、すわ痴れ者よ、麒麟は王に絶対服従、王の失道

 

第11話「月の影 影の海」十一章 または 応仁の乱—細川が踊り死に山名が切腹する喜劇(大河ドラマ) または 村上水軍といえば村上武吉(1533-1604)『村上舟戦要法』

 

第12話「月の影 影の海」十二章 または 恋で気が狂うのも失道 または 自分から退位、世界を救うと自分から言うほど怪しいものはない、麒麟という生き方、愚かさを肝に銘じる、真の王は呪術に頼らない

 

第13話「月の影 影の海」終章 または 話省略されてね? または 人の顔色を伺い、本当の自分なんてどこにもなかった、お前らも言わば半獣だ、貧しい人間の貧しい人間関係、迷ったらやるべき方を採る、ボロボロで汚いのが王座、王座の代償と神隠

 

第14話「月の影 影の海」転章 または 孤高不恭の生き物 麒麟 失道の病 台輔 神仙 卵果 昇山 蓬莱 州侯 蝕 海客 胎果

 

第15話「風の海 迷宮の岸」一章 または にょかいとにょせん または 昔は普通の子供、今は祟る 人材を見つける

 

第16話「風の海 迷宮の岸」二章 または ナルホド または 一人じゃないのに一人で食べる、放浪の犬狼真君

 

第17話「風の海 迷宮の岸」三章 または 会話が成立していない麒麟たち または 名前はものを縛る、仕える人はよく考えて選ばないと大変なことに

 

第18話「風の海 迷宮の岸」四章 または 動物の方が好かれる または 犬だと思っていたら狼、優しすぎる王は国を迷わせ、奥ゆかしい王は国を乱れさせる

 

第19話「風の海 迷宮の岸」五章 または にょかいならいるんですけど、訳の分からない生き物、意志の強さと柴犬 または 火のたとえ、守るものがなければ必死になれない、天の怒りに触れると失道、麒麟は病に伏す、人はよく見よう

 

第20話「風の海 迷宮の岸」終章 または 祟り または 十三仏と十二支と仏教、麒麟の喜び、逆らえなくとも失道はある

 

第21話「風の海 迷宮の岸」転章 または ノリは大事 または 誠実で優しいだけでは駄目、蓬莱を訪ねる

 

第22話「書簡」 または 慶麒にはガミガミ または 独学が善、人の形に慣れていない、いちいち言葉にせず注意して紡ぎ出す、名君は人を知らなければならない、適度に偉そうでないと人の上には立てない、まともに向き合ってくれない、プライベートは鳥で

 

第23話「風の万里 黎明の空」一章 または 話が繋がる または 楽しみは強制されるものにあらず、身分の違いと人付き合い、仙籍は除籍出来る

 

第24話「風の万里 黎明の空」二章 または やはり鞘が重要 または 頼りになる官を見つける、迷う君主は信じられない、気軽に勅命を出さない

 

第25話「風の万里 黎明の空」三章 または 不満と国事 または 国事を官に任せることと国事を知ること

 

第26話「風の万里 黎明の空」四章 または 真偽と審議と真義 または 上に立つと誰も本当のことを言わなくなる、せっかく広い所に来たんだからもっと大きなものを書いたら?、私情をもって人を裁くのは司法に非ず

 

第27話「風の万里 黎明の空」五章 または オトナの包容力で政に倦まない または 足元の花、自身の犯した罪以外では王はしいせない、人を責め批難することは何かを成すことではない

 

第28話「風の万里 黎明の空」六章 または ネズミの髭 または 王様はキャラクター、浅野君いいこと言う、国が治まらないと妖魔が出る

 

第29話「風の万里 黎明の空」七章 または マイペースなネズミ または 自分で手を動かすのが大切、国を豊かにする前に荒らさないこと

 

第30話「風の万里 黎明の空」八章 または 自分が可哀想で泣くのはガキの涙 または 巡りあわせに生まれつく、値打ち分の要求

 

第31話「風の万里 黎明の空」転章 または 変わり果てた浅野君 または 来訪者は新しいものを伝える、玉座と天災、世界を知る、自分に見合った待遇

 

第32話「風の万里 黎明の空」九章 または 浅野君あたまおかしい または 前を向かないと自分を憐れむ穴に堕ちる、王と法は一体、法が崩れれば王もまた崩れる

 

第33話「風の万里 黎明の空」十章 または 話が飛んでる鈴、ヘッ、ヘッヘッへ←承知の合図 または 天による生殖統制、王は子なし

 

第34話「風の万里 黎明の空」十一章 または あさの君もうだめぽ または 王も一個人、変な噂を信じて出来た人間を罷免

 

第35話「風の万里 黎明の空」十二章 または ななんと!王が自分の国で反乱を! または 王だからこそ出来ないこと(そりゃそうだ)、不思議な縁、諫めはするべき、情報の摺り合わせは大事

 

第36話「風の万里 黎明の空」十三章 または 王が配下の自宅を密かに襲撃 または 凶悪化する官吏、陽動作戦、ゲームの中の演者と使命の自覚、役割は与えられるものではない、知り合いだからと言って容赦しない

 

第37話「風の万里 黎明の空」十四章 または 大変!許せないと主上が無法者の中に! または 血(Blood)、天罰とは人が定めるもの、天の意志に非ず

 

第38話「風の万里 黎明の空」十五章 または 不幸のジャンキー または 黙って我慢していてもどんどん酷くなるので自分で何とかする、権限のない王、勝手に期待して勝手に失望するのは噂の果てにはよくあること

 

第39話「風の万里 黎明の空」終章 または 王が王を罰する?、不幸のジャンキーの話終 または さらば浅野君、礼を持ち屈せずに富貴となるよう、満を持して慶麒登場、良い国は良い生き方あっての国、言行のバランス、心に鞘は要らない

 

第40話「乗月」 または 馬と鹿の間の動物 または 国を治むるには、方なる器に味噌を入れ、丸き杓子にて取る様に行ひ給ふことよし(板倉勝重)、月陰の朝—月に乗じて暁を待つ、心配とは、変われるかどうかが人の本質、人はみな人形

 

第41話「東の海神 西の滄海」一章 または 難儀な餓鬼 または 賢帝も殺す、恩を仇で返す、妖魔に飼われる

 

第42話「東の海神 西の滄海」二章 または 逆賊に加わる王とかそんなのばっか または 民の噂話とはそういうもの、麒麟は慈悲深いのでバランスが必要、天によるマインドコントロール

 

第43話「東の海神 西の滄海」三章 または 人妖 または 愚かでも無責任でなくても面に出さなければ人はなかなか分からない、罪人となってまでとは名ばかり、唯、己の失敗が認められぬ

 

第44話「東の海神 西の滄海」終章 または 五百年も馬と鹿の間の動物と言われ続ける または あに様〜、王の使命、王道と非道、黄海で待つのが大事、犬狼真君の由来

 

第45話「東の海神 西の滄海」転章 または 自分の気持ちが分からなくなる または 王の理、天意を計るは皆同じ、功罪、もう一人の自分とは全ての他人、王となっても学ぶことはまだまだ多い

 

 

 

かみちゅ!

 

第1話「青春のいじわる」 何じゃこのローカルほんわか系アニメは、えーといったいなにがーしたい?→嵐の予感、ちょろすぎる神様、心の友のそのまた友、○ピュタのパクリ

 

第2話「神様お願い」 最早全てがネタ、ドジだなあ神様は、資格「神様」、字が下手な神様、万物の数だけ神はおわします、神様による幸せ

 

第3話「そんなつもりじゃなかったのに」 『気にし過ぎるんだよ、ゆりえは』、庶民の願い、いいように憑依、久しぶりの神通力を使っている方が怪しい、神社の千木の形から判断するに八島様は女の神様?、猫の一人芝居

 

第4話「地球の危機」 愚かな父母、神様は気象庁が決めるらしい、火星人と神様の二名が逃走、何で総理と火星人が直接話す、風に棚引くバーコード

 

第5話「ひとりぼっちは嫌い」 『神は死んだ』、地球の危機でドタバタ、ゾウリムシは意外に可愛いのです、困った時の神頼み、ちょっと変わった神様