【追記あり】20220924exPzDom

2022/09/24までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは24日分のデータが更新され次第追記します.

 

今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では,生データから予測される通り全国レベルではthresholdもexpected sumsも値は明らかに減少傾向です.とは言ってもまだ第5波レベルですが.先行指標のRe(s)の値は停滞傾向で,E(l)の方も値は停滞気味です.感染は縮小傾向でしょう.ところで今回の波のような行動制限を伴わない対策は,その累積死者数と合わせて比較検討する必要があります.死亡者数のピークの高さから言えば,今までの波の中で当然最も高くなっています.累積死亡者数の概数が判明した後,この程度の死者数になっていいものか,社会的なコンセンサスは必要でしょう.

 

【追記】今回のCOVID-19重症者数については,生データやthreshold,expected sumsに関しては値が減少傾向です.先行指標のRe(s)は緩減モードの地域がほとんどで値は停滞気味で,同じく先行指標のE(l)は値が減少傾向です.縮小傾向は変わりません.因みに,第7波のピークは低いように見えますが,東京都と大阪府は重症者の定義を途中で変えたので,時間軸上の比較は出来ません.死者数については前も述べたように第7波のピークが最も高いので,同じ基準なら重症者数の波も死者数の波と同様になる筈です.

 

PCR新規陽性者数







COVID-19重症者数