鎌倉殿の13人#38

今週の『鎌倉殿の13人』では,牧氏事件が起こった.時政とりくは追放された.時政と義時の最後の問答は心に沁みた.りくは時政の死後も当時の貴族の日記で散々文句を述べられながら京でしぶとく生き残ることになる.宮沢りえの演技はよく似合っていた.和田殿に対しては今回も和田合戦への布石がちゃんと置かれていた.八田殿は発言が段々メフィストフェレスみたいになって来た.平賀朝雅は結構武勇もあったようだけれど,この話では情けない最期になっていた.そしてここに来て三浦義村とトウとの絡みが出て来た.大筋は史実通りでも,今後の話の展開が上手くは読めない.再来週からの終盤スタートが楽しみだ.