2015/5/3は福井県を訪問しました。
写真は丸岡城の八幡神社です。1576年の柴田勝家の甥、柴田勝豊の築城以来の神社で、応神天皇・神功皇后・その他の神様が祀られています。
丸岡城の天守閣は現存する最古のもので、昭和二十三年の福井大震災により倒壊したため重要文化財に指定されています。(2019.3.26.追記: 天守に使用されている木材の酸素同位体比の解析より, 現在では天守は江戸期の寛永年間[1624-44]の建築とされ, 最古の建築ではないことが分かりました. )
天守閣からの眺望です。
牛々島石棺は越の国に由来する物らしいです。
丸岡城近くの国神神社にはタブノキMachilus thunbergiiの巨木があります。葉に虫瘤は余りありませんでした。
次は重要文化財の千古の家に行きました。写真はカワラヒワCarduelis sinicaです。
千古の家(坪川家住宅)の門です。
坪川家は北面の武士で、源三位頼政の末裔であったと伝えられています。屋根の天辺が特殊な形状なのは、頼政の末裔であることを現しているかららしいです。
内部は過ごし易そうでした。
水の光が美しいです。
股柱は三本もありました。
サツキRhododendron indicumの多い外には水車が。
臼や杵と連動出来そうです。
道端にある石仏です。
ここは朝倉氏の本拠、越前一乗谷です。信長の野望みたいですね。特別史跡・特別名勝・重要文化財に指定されています。
町並みが復原されています。
朝倉義景の妻小少将の館、諏訪館庭園跡には山水があり、中心にはオオモミジAcer amoenumが生えています。
広大な朝倉館跡です。
ケヤキZelkova serrataの大木もあります。
復原された唐門ですね。
資料館では朝倉宗滴が1万余りの軍勢で30万の一向一揆勢を破っていました。無論誇張があるでしょうが。
天目茶碗など重文級の茶器がたくさん展示されていました。