Tomiris

カザフスタン映画の “Tomiris” を観ました.ヘロドトスの『歴史』に基づき(つまり必ずしも正史とは考えられていない),当時世界最強のアケメネス朝のキュロス2世を討取ったBC530頃のマッサゲタイ族の女王トミュリスに纏わるエピソードが当時の風習に合わせて暴力的に描かれていました.カザフスタン映画なので馬の軍団の描写が印象的で,日本のものとは全然違いました.また,民俗考証も異論はいろいろ出ているものの,その地域文化に親しみがあまりない日本人としては面白かったです.古代テュルク語や古代ペルシア語も良かったです.