2021/02/20までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします．重症者数のデータベースは20日の分が更新され次第追記します．
今回の指標値の計算結果は生データやthreshold，expected sumsに関しては昨年11月のレベルで下げ止まっています．ここで警戒を緩めてはいけないでしょう．先行指標のRe(s)や E(l)は下がって来てはいたものの，下げ止まりのようにも見えます．緊急事態宣言の解除にはまだ早いと思います．
【追記】COVID-19重症者数の方も指標値が減少傾向ですが，その勢いは鈍化しています．生データやthreshold，expected sumsは減少し，12月初めのレベルには戻って来ています．先行指標のRe(s)は依然，長期的には顕著に減少している地域とそれ程でもない地域がはっきり分かれています．ただし，減少していた地域の減少の度合いは間違いなく鈍くなって来ているか，酷い場合は微増傾向もあるので，ここで警戒を緩めてはなりません．同じく先行指標のE(l)は下がっていません．全体的には依然として高レベルであることには変わりがないので，緊急事態宣言の解除にはまだ早いと思います．大阪府などは宣言解除の申請を検討しているようですが，他の都道府県の状況が怪しいのでそれはもう暫く待った方が良いような気はします．大阪府は重症者数もまだまだ多い状況だと思います．
PCR新規陽性者数
COVID-19重症者数
