【追記あり】20220611exPzDom

2022/06/11までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは11日分のデータが更新され次第追記します.

 

今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では,生データから予測される通り全国レベルではthresholdもexpected sumsも値は減少傾向です.実効再生産数の方は概ね減少モードです.一方,先行指標のRe(s)の値は微増傾向です.E(l)の方は値が停滞気味です.先行きが不安であり,またこれまでのピークと比べて,threshold,expected sumsは減ったとはいえ,まだ第3-4波のピークと同等かそれ以上なので依然として高いです.高レベルの状態を脱却した訳ではないことには注意を要し,警戒は続けるべきです.

 

【追記】4日のCOVID-19重症者数のデータがおかしかったのは今週でも何故かそのままです.こちらではそれを修正して計算しています.今回のCOVID-19重症者数については,生データやthreshold,expected sumsに関してはこれまでのピークレベルよりも下がっています.先行指標のRe(s)は緩減モードの地域がほとんどで,値は停滞気味です.同じく先行指標のE(l)は停滞気味です.危機が差し迫ってはいないようですが,注意は必要でしょう.

 

PCR新規陽性者数







COVID-19重症者数