鎌倉殿の13人#30

今週の『鎌倉殿の13人』では,比企能員の顔が遠近感を狂わせていた.三浦義村はいよいよメフィラスになっていた.そして和田義盛との逆転現象のフラグが立っていた.仁田殿にも死亡フラグが立った.阿野全成の一件はこの時代ではただ善人であるだけでは生き残れない悲しさがあったが,その術は自分(たち)に都合の良い解釈を誤って選ぶ迷信深い人たちにしか影響は無くて,例えばツヨイ八田殿などには効果が無かった.古典的RPGの『ロマンシング サ・ガ』でもライトやダークネスなどの術はビューン⤴️やビューン⤵️などの効果音と共に画面が明るくなったり暗くなったりするだけで,戦いが有利や不利になったりするとは言っても何の効果があるのかイマイチ分からず,ゲームの初期に画面の明るさ調整合戦が起こるだけだった.ゲームをプレイして時間が経ちすぎると「火の精霊」「水の精霊」「土の精霊」「風の精霊」「ラルバ」などが群れで現れて「焼き尽くす」「渦潮」「ストーンスタチュー」「吹雪」「ダークウェブ」などの実効性の高い単体・全体攻撃を仕掛けて来るので,ラスボスのサルーインなどよりもそこら辺を彷徨いているコイツらの方が余程手強くなっている.環境操作などは好き勝手に解釈出来るので,より実用性のある方が怖いという哲学がロマサガにはあった.