2020/07/01までのSARS-CoV-2 PCR新規陽性者数のexPzDomによる解析をアップします．Re(s)やE(l)など定性的な先行指標については，Re(s)は陽性者数の上昇トレンドではあるものの爆発的増加からは外れ，E(l)は増加を止めて緊急事態宣言の頃の水準を保っています．今後増加が一次的に柔らぐ可能性はあります．しかし現況を表す定性的指標のRe(v)は参加都道府県が増えて来て，定量的指標のthresholdは相変わらず上昇傾向の東京都ほか大阪府・埼玉県・北海道・千葉県・神奈川県が2以上です．最終的な動向を示すexpected sumsは相変わらず上り調子なので油断は禁物ですね．7/2の結果は明日計算するので，それ次第で何か言えるかも知れません．
