2021/08/07までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.重症者数のデータベースは7日の分が更新され次第追記します.
今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値は変わらず急激に上昇し続けています.また,先行指標のRe(s)やE(l)についてもまだグングン上昇しています.Re(s)は全国的に変わらずほぼ緩増モードです.E(l)は今までにない領域を相変わらず爆進中です.
世の中には「時間差」という概念を良く理解していない人が大勢いるようですが,時間の初期値が揃っていなかったり,イベントの発生までのタイムラグがあると時間差というものは発生します.それを理解していないので,予想が外れるのです.
【追記】COVID-19重症者数の方は生データやthreshold,expected sumsに関しては急激に増加し続けています.一方,先行指標のRe(s)は全国的にほぼ緩増モードです. 同じく先行指標のE(l)は急激に上昇し続けています.今後もどんどん上がって行くでしょう.
PCR新規陽性者の陽性率がとても高くなっていますから,実際の感染者数が報告数よりもかなり多くてキャパシティオーバーになってしまっているのでしょう.以前はこのレベルではまだキャパシティオーバーになっていないような話を耳にしましたが,検査拡充を真面目にやらないとパラリンピックどころではないでしょう.
PCR新規陽性者数
COVID-19重症者数