ファイザーのmRNAワクチンについてですが,発症予防効果は顕著に見られるものの,発熱や倦怠感,頭痛,悪寒などはプラセボ群よりずっと多く,55歳以下で38°C超の発熱が(Dose 2の時点で)15%以上見られたそうです.mRNAワクチンという様式だけでなく,いろいろな意味で通常のワクチンとは異なる規格外のワクチンのようです.
https://www.fda.gov/media/144245/download
また,イギリスではアレルギー疾患のある人は接種をすべきでないと警告されたそうです.
接種量はRNAを30 µg×2回(モデルナの100 µg×2回よりは少ない)ということで,分子生物学実験をしている側からすれば異様な接種量から何か起こるのではないかと疑われていましたが,やはり何かはあるようです.それだけ打ち込めばコロナに対する免疫は誘導出来るでしょうが,その他の問題があります.情報共有は大切ですが,もう少しじっくり取り組むべきだったのではないでしょうか.暫くは注目点になりそうです.