モデルナのmRNAワクチンについてですが,発症予防効果は顕著に見られるものの,接種後に何らかの不調を訴える人はプラセボ群よりずっと多く,接種者の8割以上に上ったらしいです.こちらもファイザーと同等かそれ以上の副作用があるので,mRNAワクチンという様式だけでなく,いろいろな意味で通常のワクチンとは異なる規格外のワクチンのようです.
接種量はRNAを100 µg×2回ということで,分子生物学実験をしている側からすれば異様な接種量から何か起こるのではないかと疑われていましたが,やはり何かはあるようです.それだけ打ち込めばコロナに対する免疫は誘導出来るでしょうが,その他の問題があります.それで特に何事も無く効けば良いですが,接種者の8割以上が何かを訴えるワクチンというのは確かに普通ではありません.