2022/03/12までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは12日分のデータが更新され次第追記します.
今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値は減少しています.先行指標のRe(s)の値は緩減モードの地域が大分あります.先行指標のE(l)の方も値が低下しています.しかし,実効再生産数の方は低下程度が鈍化しています.PCR新規陽性者数としてはまだかなり高レベルのままで,全体としてあまり減ってはいません.
【追記】COVID-19重症者数の方は生データやthreshold,expected sumsに関しては切り返してはいますが, 依然として高レベルです.大阪府はひどいですね.先行指標のRe(s)も全国的に完全に増加モードで全体的に値が高いです.特に神奈川県は爆発的増加である3近辺,東京都も爆発的増加である2近辺をウロウロしています.京都府は2未満になりました.同じく先行指標のE(l)は微増傾向です.こちらも危険な兆候がまだ続いています.
PCR新規陽性者数
COVID-19重症者数