2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相暗殺事件に関して，犯人は統一教会に母親が関わって家庭崩壊したので，教会を恨んでいたらしい．安倍も（トランプも）統一教会のシンパなので，恨みの対象となっていたという情報があった．断片的な情報からは何も臆することはない確信犯であるように見受けられるので，「思い込んでいた」云々は少し偏向がある報道ではないかと思う．本当に海上自衛隊の自衛官であったのかどうかは諸説あるそうだが，自前でヒトを殺傷する能力のある銃を製作し，何も臆することなく悠然と振る舞い，銃の構え方や発砲後の反動の取り方も適切で，2発以上発砲させなければならない可能性を考えて2発以上発砲が可能な銃を製作して2発でヒトを殺害したことから見て，かなり有能な人物なのではないかと想像させる．一方のSPは全く無能で，犯人が直線的に近づいて来ているのにそれを制止せず，一発目の発砲があった直後には振り向いている暇のある安倍元首相を押し倒して覆い被さってカバーしなければならない人が必要なのにそれをせずにワラワラオロオロと発砲のあった方角に向かって行って，誰も安倍元首相の盾にならないように見受けられる動画もある．関係者が誰も救われない結末になりそうで，今の日本をある意味体現しているように見られる．SP達が犯人を取り押さえているすぐ後ろを自転車に乗った老人が悠然と通過して行く動画も何度も見たが，これもまた日本的風景と言っていいだろう．事件の全容はまだ明らかになっていないので過剰な類推は禁物だが，今のところそういう感想が出て来る．
