2021/09/11までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.重症者数のデータベースは11日の分が更新され次第追記します.
今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値は減少しています.先行指標のRe(s)やE(l)はガクッと減少している地域が多く,退行期です.PCRの陽性率が高いのはまだ気になりますが.全体的なレベルは高く,まだ第3, 4波のピーク程度なので緊急事態宣言解除を議論するべき状態ではありません.
【追記】COVID-19重症者数の方は生データやthreshold,expected sumsに関しては概ね減少に転じました.Expected sumsは第4波の水準にまで戻って来ています.一方,先行指標のRe(s)は全国的にほぼ緩増モードで,値は減少している地域がほとんどなく概ね上昇気味です.同じく先行指標のE(l)は若干上昇気味です.先行指標の見通しがまだ暗いので,油断出来ないですね.
PCR新規陽性者数
COVID-19重症者数