2022/02/12までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは12日分のデータが更新され次第追記します.
今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値はピーク近くに達するか減少しています.実効再生産数の値も鈍化傾向です.先行指標のRe(s)の値は1を下回るか,上回っても1近くの地域が多く,落ち着いて来ています.先行指標のE(l)の方も値が折り返しました.データ上は感染者数の全数把握は出来ていないでしょうが,そろそろ感染拡大が落ち着いて来てはいるようです.
【追記】COVID-19重症者数の方は生データやthreshold,expected sumsに関しては値が急上昇して第4波のピークレベル(大阪府は第5波のピークレベル)に追いついて来ています.先行指標のRe(s)は先週よりはマシになりましたが,それでも全国的に完全に緩増モードで全体的に値が高いです.同じく先行指標のE(l)は高止まりです.こちらは危険な兆候がまだ続いています.
PCR新規陽性者数
COVID-19重症者数