映画『シン・ウルトラマン』に登場した「外星人メフィラス」についてのコラムで，私と同じようなことを考えているものがありました．映画を鑑賞された方，鑑賞していないけれど今後観る予定がない方はどうぞご覧ください．
https://cinemarche.net/column/sin-ultraman-mefilas/
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『シン・ウルトラマン』に関するセクハラの話題がそんなに大規模ではないにしろまだポツポツと上がっていますが，本当に何が問題なのかよく分かりません．セクハラどころか明らかに過激な性的描写がある映画は，近年でも “The Shape of Water” なり “The Lighthouse” なり，いろいろあるでしょう．それでもSally HawkinsやRobert Pattinsonなどへのセクハラだという案件が上がって来ないのは，演出上評価出来る流れだからです．ましてや，気合を入れるために自分で自分のお尻を叩いたり，オリジナルでもあった巨大化の印象を強める為のローアングルの視点（東京スカイツリーなり京都タワーなり，物を大きく見せようとするとこういうアングルで写真を撮ったりするのはオーソドックスですね）が問題になる理由は，そもそも性的なのかどうかも含めよく分かりません．映画を観て何を感じるかは自由なので，「 “The Shape of Water”, アカデミー賞やゴールデングローブ賞も取ったけど，私には合わなかった．」と言っても構いませんが，それを制作サイドの問題にまで発展させるのはそのモチベーションが理解しかねます．
