【追記あり】20220827exPzDom

2022/08/27までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは27日分のデータが更新され次第追記します.

 

今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では,生データから予測される通り全国レベルではthresholdもexpected sumsも値はピークを越えたのかどうか分からず,高止まりの傾向です.一方,先行指標のRe(s)の値は微減傾向で,E(l)の方は値が急激に減少しています.少なくともまた急激に増えたりはしなさそうですが,高止まりの傾向は暫く続くかも知れません.今回の波のような行動制限を伴わない対策は,その累積死者数と合わせて比較検討する必要があります.社会的なコンセンサスは必要でしょう.感染者の全数把握は見直しの予定らしいですが,詳細な状況把握は見直されても感染者の数だけは報告されるらしいので,PCR新規陽性者数の解析は続けます.ただ,どうしても積極的な検査はなされなくなるかも知れません.

 

【追記】今回のCOVID-19重症者数については,生データやthreshold,expected sumsに関しては値が停滞気味です.先行指標のRe(s)は緩減モードの地域がほとんどで値は停滞気味で,同じく先行指標のE(l)は値が減少傾向です.第3波と同レベルで,先はまだ見通せません.大阪府の重症者数は増加傾向です.

 

PCR新規陽性者数







COVID-19重症者数