放送大学2024年2学期履修科目

来期の放送大学の面接授業の抽選はちょっと工夫をしたところ,4科目とも当たっていたようだ.来期の登録科目は以下のようになる.1学期とあまり変わらない数の科目を履修しているように見えるかも知れないが,これは土壌動物群集の研究を来年度からに延期し,来年度履修の予定の科目を前倒しで登録した為だ.2025年度1学期はちょうどその時に開講される「映画芸術への招待」と「卒業研究」のみ,2学期は引き続き通年の「卒業研究」のみの履修となる予定だ.

 

「一般市民のための法学入門」「政治学入門」「現代経済学」

地方公務員が身につけている(専門的でない)全般的な社会科学の知見は既に身につけているつもりだが,体系的には学んでいないので,ここで入門的講義を拝聴する予定だ.「現代経済学」ではノーベル賞を受賞した研究を中心に,現代的な経済学の在り方を探究する予定だ.

 

精神疾患とその治療」

これは他人事ではないので,(それが専門ではない)看護師程度の理解はしておきたい.

 

「がんとともに生きる」

1学期に「がんを知る」でがんを知ったので,福祉や生活系の知見も視野に入れたより発展的な内容の講義も受講したい.

 

「京都周辺などの地形と自然環境」

完全引退してから近くをブラブラ歩くのに楽しめる内容を学びたい.担当の水野先生が通年授業の半期を担当された京大の「地域地理学基礎論」は26年前に受講したが,それが面白かったので,身近な話題を元にまた受講したい.

 

「人類生態史」

これも完全引退してから近くをブラブラ歩くのに楽しめる内容を学びたい.

 

「社会物理学と歴史文学の視座」

内容的にはアシモフファウンデーションシリーズ』のハリ・セルダン心理歴史学みたいで,私も実際の生物を扱った実験計画を立てたこともあるが,実行出来ずにここまで来た.体系的には学んだことはないので学んでみたい.アシモフはネーミングとして「心理歴史学」と「社会歴史学」の間で悩んだそうだが,セルダンが統計物理学的な社会学を扱っていたという点では後者の方のネーミングが適切だったであろう.ただ,実際の第二ファウンデーションが操作するのは個人なので,そう捉えれば前者の方がネーミングとして相応しい.いずれにせよ,社会学・物理学・歴史学・文学の総合科目として,この科目はある.

 

「歴史に学ぶ経済学入門」

歴史的な経済の動向は,日本史や世界史でそれをテーマ史として学んだ経験が浅いので,今の経済以外にどういう経済が考えられるのかを探るヒントとしたい.