Jojo Rabbit & The Witches

映画 “Jojo Rabbit” を観ました.第二次大戦末期のドイツを舞台にユーゲントのコメディ調の話からシリアスな話への転換が描かれる,大胆な風刺として良いお話でした.音楽も面白くて,オープニングが “Komm, gib mir deine Hand” というThe Beatlesの “I Want To Hold Your Hand” のドイツ語バージョン("Sie liebt dich” と共にThe Beatlesが録音したただ二つのドイツ語の曲).

 

https://www.youtube.com/watch?v=6qAazPVLONM&list=PLZPbJ3JQ51QfI5kqm6Sdg7NxMfvPteMlp&index=27

 

エンディングがDavid Bowieの “Helden” という “Heroes” のドイツ語バージョン.この曲がかかる前に,映像的にその前兆が現れていますよ.探してみましょう.

 

https://www.youtube.com/watch?v=R5n0nfZ_9kg

 

挿入曲として,Tom Waitsの “I Don’t Wanna Grow Up” など.

 

https://www.youtube.com/watch?v=CWh4xHeFMIQ

 

どれも映画のテーマによく合った内容になっています.

 

 

さらに,映画 “The Witches” も観ました.悪い魔女たちと対決するネズミになった子供たちとお婆さんのお話です.子供用の映画なので英語が聴き取りやすくて分かりやすかったです.MouseとRatの違いを訳するのも苦労していそうでしたし,イギリス人の男の子がMousesと言ったところをMiceと他の二人の子が訂正するところが字幕で何故かミミズと訳されていました.Mouse-makerはネズミニナールと訳されていました.ハッピーエンドとも言えない,攻めた終わり方でした.Octavia Spencerはいつも通り名演でした.