【追記あり】20220507exPzDom

2022/05/07までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは7日分のデータが更新され次第追記します.

 

今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では,全国レベルでは生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値は減少傾向です.実効再生産数の方は,概ね減少モードです.先行指標のRe(s)の値は減少傾向で,PCR新規陽性者数に与える影響としては1未満の地域がほとんどの緩減モードです.先行指標のE(l)の方も値が減少しています.感染拡大は落ち着いて来ていますが,その縮小の程度がまだそれ程でもないので様子を見る必要があるでしょう.これまでのピークと比べても,threshold,expected sumsは第5波のピークよりも依然として高く,高レベルの状態を脱却した訳ではありません.

 

【追記】COVID-19重症者数については,生データやthreshold,expected sumsに関してはこれまでのピークレベルよりも下がっています.先行指標のRe(s)は緩減モードの地域がほとんどです.同じく先行指標のE(l)も下がっています.こちらの指標は大分落ち着いて来ているようです.

 

PCR新規陽性者数







COVID-19重症者数