機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観た.2002年に始まったこのシリーズは2005年に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が終わった時に中途半端な終わり方をした.その後,映画を作っているという話があったが,シリーズ構成の両澤千晶さんは2016年に亡くなられた.それでもまだ映画を作っているという話があって,今回の公開となった.

この映画は一つの完結の形にはなっていて,FREEDOMとは何かが描かれていた.「みなさんにも,すでにお判りのことでしょう.有史以来,人類の歴史から戦いの無くならぬ訳を.常に存在する最大の敵.それは,いつになっても克服できない,我ら自身の無知と欲望だということを.」という世界観は前作から引き継がれていた.この世界観からのDNA情報に基づく圧政(運命)と,変わりゆく正義,そして運命と自由との戦いだった.

キャラクターデザインは以前の作品のものを踏襲しつつ,背景などが進化したデザインになっていた.チョイ役にスピンオフなどで重要な意味を持つキャラがいるのは変わらなかった.