イスラエルでは今後新規COVID-19患者数の増加が見られると国立コロナウイルス情報センターが警告しているという情報を,イスラエルの新聞で出しているところがありました.
以前からCOVID-19患者数の減りが予想されているよりも遅いなど怪しげな情報も出ていましたが,心配になってイスラエルのCOVID-19の1日当たり感染者数を見てみたところ,2/8現在では1月半ばに少し減少した後は1週間ほど高止まりになっている傾向が見られました.
国民の4割程度は既にワクチンを接種している筈で,今後ともその数は増えていくので,それに対してこの状況なのは,ワクチンが本当はどれだけ有効なのか疑問に思うところです.理由は幾つも考えられ,(K大のMさんのような破門された人は除いた)ウイルス学者の間でもこのブログでも何回かは取り上げられています.ワクチンの効果を検証するには数年はかかるのでまだconclusiveなことは言えませんが,幾つか考えられる可能性がどれも証拠に基づいて否定されていないのでこういう状態に陥る訳です.普通のウイルス学者はワクチンを利用はしつつも薬も開発するべき,考えられる施策はどれも複合的に取った方がいいと述べているそうで,ワクチンだけに頼るというのはあっちに行っちゃった評論家だけだと言う意見も耳にします.イスラエルの状況は今後も注視して見守るべきですが,もう少し冷静になって情報を見極めた方が良いのではないでしょうか.