【追記あり】20220430exPzDom

2022/04/30までのSARS-CoV-2のexPzDomによる解析をアップします.COVID-19重症者数のデータは30日分のデータが更新され次第追記します.

 

今回のPCR新規陽性者数の指標値の計算結果では,全国レベルでは生データから予測される通り,thresholdやexpected sumsの値はやや減少傾向です.実効再生産数の方は,微増している地方の一部を除き減少モードです.先行指標のRe(s)の値は減少傾向で,PCR新規陽性者数に与える影響としては1未満の地域がほとんどの緩減モードです.先行指標のE(l)の方も値が減少しています.今後は感染拡大が落ち着いて行くかも知れませんが,まだその縮小の程度が低いので様子を見る必要があるでしょう.これまでのピークと比べても,第5波のピークよりも依然として高く,高レベルの状態を脱却した訳ではありません.

 

【追記】COVID-19重症者数については,生データやthreshold,expected sumsに関してはこれまでのピークレベルよりも下がっています.先行指標のRe(s)は緩減モードの地域がほとんどです.同じく先行指標のE(l)も下がっています.こちらの指標は大分落ち着いて来ているようです.

 

PCR新規陽性者数







COVID-19重症者数